フードマイレージの考え方

フードマイレージとは、直接的には、食料の輸送距離という意味のことを言いますが、一般的な使用方法としては、食料の輸送量とその輸送距離に伴い排出される二酸化炭素が地球環境に与える負荷に着目した考え方です。

すなわち、食品の生産地と消費地が近ければその数値は小さくなり、遠い場所から食料を運んでくると数値は大きくなります。
フードマイレージは、食料は生産地とその消費地が近い地産地消が望ましいという考え方に基づいています。

生産地と消費地が遠くなると、輸送にかかる化石燃料などのエネルギーがより多く必要になり、それに伴って排出される二酸化炭素による温暖化などで、地球環境に大きな負荷がかかる点があります。

それに加え、生産地と消費地が異なる国である場合においては、生産地である発展途上国が消費地である先進国から経済的圧迫を受けるといった問題や、生産国と消費国が先進国同士や発展途上国同士であっても、天候不順による不作の影響や戦乱などによる食糧需給、飼料穀物の途絶などによる食料安全保障に関する問題も懸念されています。

我が国のフードマイレージは、世界中でも群を抜いて大きなものとなっています。
その原因は、食料の輸入に伴う輸送距離が他国より長いこと、肉類生産に必要となるトウモロコシなどの飼料穀物のほとんどを輸入に頼っていること、伝統的な食物である麺類やみそ、しょうゆに使用される麦類、大豆などもその多くは輸入に依存していることなどが挙げられます。

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カテゴリー:マイレージ

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